📖『酔っぱらいの神さま、マウント大会を閉会。』──マウントとりたがるヤツ…暇人や。

🍸BAR PRIMO 夜話
──深夜0時の酔っぱらいトーク


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🕛 冒頭ナレーション|深夜0時すぎ

年収。
結婚。
子ども。
フォロワー。
肩書き。

気づけば、
どこかで静かに始まってる。
“人生マウント大会”。

ここはBAR PRIMO。
その大会、強制終了する場所。

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🕛 AM 0:07🍺 酔っぱらい
──標高測ってる夜──


👤ゲスト
「なんか最近、比べられるんです」

🍸マスター
「標高何メートルや」

🍷バッカス
「エベレストか六甲山かの話か?」

👤ゲスト
「“まだ結婚してないの?”とか」

🍷バッカス
「でた、恒例行事」

👤ゲスト
「“その歳で?”とか言われて」

🍸マスター
「年齢は賞味期限ちゃうぞ」

🍷バッカス
「なぁ」

🍷バッカス
「その人ら、登山装備持ってたか?」

👤ゲスト
「……?」

🍷バッカス
「マウント取るやつ、だいたい酸素薄い」

氷、カラン。

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🕐 AM 1:23🍶 かなり酔っぱらい
──大会の正体バラす夜──


🍷バッカス
「ええか」

🍷バッカス
「マウントってな」

🍷バッカス
「暇やからや」

👤ゲスト
「え?」

🍸マスター
「忙しい人は登るのに必死や」

🍷バッカス
「自分の山登っとる人は」

🍷バッカス
「他人の標高測らん」

沈黙。

🍷バッカス
「イラつくってことはな
まだちょっとだけ、その土俵好きなんやな😁」

👤ゲスト
「……痛っ」

🍸マスター
「急に真顔で殴るやん」

👤ゲスト
「……確かに」

🍷バッカス
「ほんまに満たされてる人はな」

🍷バッカス
「高さの話せぇへん」

🍸マスター
「景色の話するな」

👤ゲスト
「じゃあ、私も比べなくていい?」

🍷バッカス
「当たり前や」

🍷バッカス
「大会参加費、払わんでええ」

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🕒 AM 2:58🥴 泥酔
──閉会宣言の夜──


🍷バッカス
「ひとつだけや」

👤ゲスト
「はい」

🍷バッカス
「マウント来たらな」

🍷バッカス
「“あ、暇なんやな”で終わらせろ」

🍸マスター
「心の中でな」

🍷バッカス
「真に受けるな」

👤ゲスト
「……暇人や」

(少し笑う)

🍷バッカス
「そうや」

🍷バッカス
「人生充実してたら」  

🍷バッカス
「他人の山なんか見てる暇ない」

👤ゲスト
「なんか…軽い」 

🍷バッカス
「マウント大会、閉会や」

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🌙 エピローグ 

比べるのは、
自分に余裕がない時や。

🍷バッカス
「偉そうに言うてるけどな
ワシもSNS見て
“なんやこの幸せ家族写真”って
ちょっとザワつく人間や」

🍸マスマー
「ワシなんか“ええなぁ”言いながら
帰り道ちょっとだけ落ち込む」

ええ話っぽいけど、
全員ちゃんと揺れる。

でもな。
マウント大会は、
出んかったら負けへん。
それで、今夜は十分や。

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