
BAR PRIMO
SHINSAIBASHI / EST.1995
深夜のランウェイ。
大阪・東心斎橋。
気がつけば、31年。
飲み放題 3,000円
フードも。
お酒も。
持ち込みOK。
20:00 → 朝まで。
ALL-YOU-CAN-DRINK ¥3,000
BRING YOUR OWN FOOD & DRINKS OK
OPEN 20:00 → LATE



BRING YOUR OWN
勝手にどうぞ。
コンビニのおつまみ。
ピザ。
たこ焼き。
ケーキにシャンパン。
好きなものを、
持ってきてください。
ここ、
一応BARなんですが。
お酒まで、
持ち込みOK。
「BARでそれ、ええの?」
ええです。
今のところ。
まだ潰れてません。(笑)

3,000 YEN
「おかわり、
いかがですか?」
BARなら、
普通のひと言です。
でも。
話が盛り上がってるときに言うと、
けっこう会話の腰を折る。
なので。
グラスが空いていたら。
PRIMO STYLE
わんこそば方式で、
勝手におかわりが
やってきます。
逆に。
「もういらん。」
は、
ちゃんと言ってください。(笑)

HONESTLY
高級なお酒が、
ズラッと並んでいる
わけではありません。
そもそも。
そんな選択肢が
ありません。(笑)
「今、いくらぐらい
いってるんやろ。」
そんなことを考えながら
飲むのが、
僕は、キライです。
お金を気にせず。
飲んで。
話して。
笑ってほしい。
だから。
飲み放題、
3,000円。
ただし。
ウーロン茶1杯でも、
3,000円です。(笑)

WHEN IT GETS BUSY
ありがたいことに、
満席になる夜もあります。
そんなときは。
ちょっと詰めたり。
席を工夫したり。
ときには、
カウンターの中に
入ってもらったり。
BARなのに。
お客さんが、
カウンターの中。
まあ。
31年もやってると、
いろんなことがあります。(笑)
混んできたら。
そのへんは、
みんなで何とかしましょう。
よろしくお願いします。

FIRST TIME
初めて来る人へ。
たぶん。
扉の前で、
ちょっと不安になります。
「常連ばっかりやったら
どうしよう。」
大丈夫です。
常連も最初は、
知らん人でした。
ひとりで来てもいい。
誰かと来てもいい。
喋りたかったら、
喋ればいい。
静かに飲みたかったら、
静かに飲めばいい。
そのうち。
隣の人と
喋ってるかもしれません。
喋ってないかもしれません。
どっちでも、
大丈夫です。
とりあえず。
扉だけ、
開けてみてください。
あとは、
なんとかなります。(笑)

AFTER MIDNIGHT
20:00
まだ、
知らん人だった。
2:00
気がつけば、
一緒に笑ってた。
5:00
「またな。」
そう言って、
帰っていく。
もちろん。
何も起きない夜もある。
でも。
PRIMOのランウェイは、
夜が深くなってからが、
おもしろい。


ROOTS
実は、このBAR。
もともとは、
ファッションショーを
つくる仕事から始まりました。
東京ランウェイ。
神戸コレクション。
モデルが歩いて。
音が鳴って。
照明が当たって。
華やかなステージが
できあがる。
でも。
僕がおもしろいと
思っていたのは、
ステージの上だけじゃ
ありませんでした。

BEHIND THE STAGE
服をつくる人。
舞台をつくる人。
音をつくる人。
光をつくる人。
みんな、
まったく違う世界の人です。
見ているところも違う。
考えていることも違う。
なのに。
そんなバラバラな人たちが集まって、
ひとつのステージを
つくる。
自分にはないものが、
横から飛んでくる。
「そんな見方あるんや。」
「それ、おもろいやん。」
僕は。
そんな瞬間が、
好きでした。

1995
そして1995年。
なぜか舞台は、
大阪・東心斎橋の
小さなBARへ。
BARをつくるなら。
同じような人ばかりが
集まる店より。
普段なら、
あまり出会わない人たちが。
同じカウンターに
座っている。
そんな場所が、
おもしろいと思いました。
FASHION SHOW
違う人たちが集まって、
ひとつの
ステージをつくる。
BAR PRIMO
違う人たちが集まって、
ひとつの
夜をつくる。
ステージが、
カウンターに
変わっただけ。
だから。
深夜のランウェイ。
BAR PRIMO


AT THE COUNTER
PRIMOのカウンターは、
びっくりするくらい
バラバラです。
年齢も。
仕事も。
普段いる世界も。
有名な人も。
大金持ちも。
何してるか
よく分からない人も。(笑)
なのに。
なぜか、みんな
同じカウンターで
飲んでいます。
たぶん。
マスターが、
誰が何者なのか、
よく分かってないからです。(笑)
VIP席もない。
「あの人は特別だから。」
そんな扱いもありません。
結局。
みんな横並びで、
酒を飲んでます。

SAME COUNTER
ある夜は。
会社の社長と、
美容師と、
学生と、
ミュージシャン。
その横に。
何をしてる人なのか、
最後まで分からなかった人。(笑)
たぶん。
普通に暮らしていたら、
同じテーブルには
座らない人たちです。
でも。
夜中の1時。
ここでは全員、
ただの酔っぱらいです。
肩書きなんて、
だいたい途中で
どうでもよくなります。
それでいいと、
僕は思っています。

SOMETHING HAPPENS
そうすると。
たまに、
おもしろいことが起こります。
同じものを見ても。
見えているものは、
人によって違う。
「こんなん、
考えてんねん。」
「それ、
おもろいやん。」
「こうしたら?」
たったひと言で。
自分にはなかった見え方が、
ひとつ増える。
PRIMOで何かが始まるときは。
だいたい、
そんな雑談からです。

別に。
何かを生み出そうとして
飲んでるわけじゃない。
ただ。
知らん人と話して。
知らん世界を知って。
ときどき、
自分のアンテナが
いつもと違う方向を向く。
たぶん。
おもしろいのは、
そこです。
もちろん。
ひとりで静かに
飲んでても大丈夫です。
ほっときます。(笑)

BAR PRIMO × WET BALL
そして。
このカウンターから、
変なものまで
生まれました。
WET BALL
「傘に、
ネイルする。」
なんやそれ。(笑)
でも。
誰かが言いました。
「それ、
おもろいやん。」
そこから。
本当に、
つくってしまいました。
酒は、
誰と飲むか。
遊びは、
誰と遊ぶか。
これでまた、
知らん人と
知り合えたら。
おもろいやん。
WET BALLを覗いてみる OFFICIAL SITE →
SOME NIGHTS
何かが始まる夜もあれば。
何十年たっても、
残っている夜もある。
たとえば。
こんな夜。

31 YEARS
時間のほうから、
会いに来る。
ずいぶん昔。
二十歳になったばかりの
女の子が来ました。
「大人になったから。」
少し背伸びして選んだ一杯は、
ジントニック。
ひと口飲んで。
「苦っ」
そう言って、
無邪気に笑っていました。
ところが、その夜。
見事に、
トイレで吐きました。
「すみません……。」
泣きそうな顔で、
何度も謝る彼女に。
「気にせんでええよ。」
それだけ言ったのを、
覚えています。
それから。
長い時間が、
流れました。

AND THEN
先日。
カランと、
店の扉が開きました。
そこに立っていたのは、
あの夜の女の子でした。
「マスター、
覚えてます?」
もちろん、
覚えていました。
でも。
今度は、
ひとりでは
ありませんでした。
隣に立つ女の子を見ながら、
彼女が笑いました。
「今日は、
娘と飲みに来ました。」
すると娘さんが、
少しいたずらっぽく笑って。
こう言いました。
「ママが二十歳の時に飲んで、
トイレで吐いた
ジントニックください。」
……そこまで、
娘に話してたんや。(笑)

あの夜、
二十歳だった女の子が。
今度は、
娘と並んで、
同じカウンターに
座っている。
店を続けていると、
たまに。
時間のほうから、
会いに来てくれます。
ああ。
こんな夜があるから、
また店を
開けたくなる。

長く店をやっていると、
思うことがあります。
いい夜だったかどうかなんて。
その夜には、
分からないのかもしれません。
酔っぱらいすぎた夜も。
くだらないことで
笑った夜も。
カッコ悪いことを
言ってしまった夜も。
そのときは、
忘れてしまいたい夜
だったかもしれない。
でも。
10年経って。
20年経って。
30年経ったら。
誰かに話したくなる
昔話になって。
最後には、
笑える話になってたりする。
あのジントニックも。
30年前は、
トイレで泣きそうになりながら
謝っていたのに。
今では、
娘と笑ってる。

たぶん。
長くやってきて、
覚えているのは。
お酒の味より、
誰と飲んだか。
今日ここで飲んだ夜も。
いつか誰かと、
笑って話す夜に
なったらいい。
BAR PRIMO
酒は、
誰と飲むか。

BAR PRIMO
SHINSAIBASHI / EST.1995
DRINK
飲み放題
3,000円
税込
BRING YOUR OWN
フードも。
お酒も。
持ち込みOKです。
OPEN
20:00 → 朝まで。
日曜日も。
祝日も。
だいたい開けています。
とはいえ。
老人がひとりで、
頑張っています。
ご来店前に、
生存確認をお願いします。(笑)
ACCESS
大阪・東心斎橋
〒542-0083
大阪市中央区東心斎橋1-19-8
プロムナード心斎橋6F(6F-2)
鰻谷南通り沿い。
CLUB BAMBI 北向かい。
エレベーターで6階へ。
TEL
06-6245-4693
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その夜、
誰が座っているかは、
僕にも分かりません。
ひとりかもしれない。
満席かもしれない。
何かが始まる夜かもしれない。
何も起きない夜かもしれない。
それでいい。
BAR PRIMO
今夜も、
だいたい開いてます。(笑)

