📖『考えすぎて、結局なんもしてへん夜。』 12夜

🍸BAR PRIMO 夜話──深夜0時の処方箋
副題:『考え終わった夜に、人生は動き出す。』

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🕛 冒頭ナレーション
深夜0時すぎ。
頭の中では、
もう何回も人生をシミュレーションしたのに、
現実は一歩も動いてへん時間。

答えは出てへん。
でも“考えてた感”だけは、
やたら残ってる夜。

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🕛 AM 0:07🍺 酔っ払い
──頭が忙しすぎる夜──

🍸マスター
「なぁバッカス、
今日の客な、
めっちゃ考えてはる」

🍷バッカス
「動いては?」

🍸マスター
「それはまだ、
“整理中”らしい」

🍷バッカス
「整理整頓で人生変わった人、
見たことあるか?」

🍸マスター
「ないな…」

🍷バッカス
「考えるのが悪いんちゃう。
“考えてる間は安全”やと思ってるのがアカン」

🍸マスター
「考えてると、
失敗せんでええもんな」

🍷バッカス
「せや。
ノーリスクで
“やってる気”になれる」

🍸マスター
「バーでよう聞くわ。
“もう少し詰めてから…”」

🍷バッカス
「その“もう少し”な、
一生終わらん」

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🕐 AM 1:23🍶 かなり酔っ払い
──感情が追いついてくる夜──

(カウンターの端で、
メモ帳を閉じたり開いたりするゲスト)

👤ゲスト
「ちゃんと考えてから動きたいんです」

🍸マスター
「真面目やな」

🍷バッカス
「真面目やけど、
人生には不向きや」

👤ゲスト
「え…」

🍷バッカス
「人生な、
だいたい“やりながら考える”仕様や」

🍸マスター
「全部考えてから動く人は、
スタート切られへん」

👤ゲスト
「でも失敗したら…」

🍷バッカス
「失敗する。
それは確定事項や」

👤ゲスト
「……」

🍸マスター
「考えすぎる人ほど、
失敗の想像だけプロ級やな」

🍷バッカス
「成功の想像は、
なぜか素人や」
(ゲスト、苦笑い) 

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🕒 AM 2:58🥴 泥酔
──理屈がほどける夜── 

🍸マスター
「なぁバッカス、
考えるのやめたらええんかな」

🍷バッカス
「ちゃう。
“考える時間を決めろ”」

👤ゲスト
「時間…?」

🍷バッカス
「10分考えたら、
必ず一個動く」

🍸マスター
「それ決まり?」

🍷バッカス
「人生ルールや」

🍸マスター
「今日の処方箋は?」

🍷バッカス
「これだけ👇
“考え終わりの合図に、
小さく動け”」

👤ゲスト
「小さく…」

🍷バッカス
「連絡一通。
メモ一行。
予約一個。
それでええ」

🍸マスター
「相変わらず、
地味やな」 

🍷バッカス
「地味なことしか、
人生は動かん」

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🌙 追記(帰り道)
ゲストは店を出て、
歩きながらメモ帳を開き、
一行だけ書いて、閉じる。

考えは残ってる。
でも、足は前に出てる。
マスターはカウンターを拭きながら思う。
――考えすぎる夜ほど、
だいたい動いたら拍子抜けする。

ワシもな、
考え倒した末に、
「なんで早よやらんかったんやろ」
って夜、ようある。

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