🍸二面型バープリモ劇場「友達以上、恋人未満」

🌙🍸二面展開型バープリモ劇場
《第二夜》テーマは──
『友達以上、恋人未満』。

ひとことで言えば、
「関係に名前をつけられなかったふたり」。

近すぎず、遠すぎず。
まるで**“月と地球”**みたいに──
引き合いながら、距離を保って回り続けてる関係。🌖🌍

今夜もお届けします、スピリチュアル編 & コミカル編の二面展開☯️🎭
どっちのカウンター、あなたは座ってみる？

☯️①スピリチュアル編

『あと一歩、踏み出せなかった優しさ』
→ まるで心の温泉。じんわり染みる、大人の夜の会話。

（土曜深夜。雨音が静かに窓をなぞるカウンター）

🧔‍♂️マスター（静かに氷を転がしながら）
「“もう一歩だけ近づいてたら、どうなってたんやろ”って人、誰にでもおるもんや。」

👩ユカリ（グラスをのぞき込んで）
「なんか、踏み出したら壊れそうで…。
“あのときのまま”でいてくれる今の関係が、ちょうどええ気もして。」

👩ナナ（うなずきながら）
「何も言わんかったのって、“臆病”やなくて“やさしさ”やったんかもなぁ。」

🧔‍♂️マスター（ふっと笑って）
「せや。言わんかったことも、ちゃんと“想ってた”ってことや。
伝えんかった恋も、心の中では一等席に座っとる。」

（マスターが出したのは、白ぶどうとカモミールのホットワイン）

📝グラスには、こんな言葉が：
「踏み出さなかった夜にも、意味がある」

📻《ナレーション》
もしあのとき言葉にしてたら──
たしかに関係は変わったかもしれない。

でも、変わってしまうことが怖くて、
その人との**“空気の心地よさ”**を選んだ自分も、
ちゃんと恋してた証拠やと思う。

🧔‍♂️マスター（静かに）
「“好きやった”って過去形でも、
そのとき本気やった自分はウソちゃう。
そういう恋が、ひとつくらいあってもええと思うで。……知らんけど😌」

🎭②コミカル編

『“何者でもないふたり”のポジション争い』
→ 笑ってスッキリ。関係の名づけに悩む、愛すべき迷子たち。

（土曜深夜。つまみはピクルス、話題は恋のポジション論）

👩ナナ（36歳・現実派だけど妄想力強め）
「“付き合ってないのに、2人で温泉行った”って、どういう立ち位置なん？」

👩ユカリ（34歳・混乱中の恋の最前線）
「私なんか“元カノでも現カノでもないけど、特別枠”って言われた。なんやねんそれ！」

🧔‍♂️マスター（吹き出しながら）
「恋愛界の“ベンチ入り”ってとこやな。スタメンでも控えでもない“準レギュラー”！」

（そこへ登場、恋の迷子代表・カズオ）

👨‍🦱カズオ（45歳・未満関係のプロ）
「LINE毎日してて、誕生日も祝って、冷蔵庫の中まで知ってんのに、
“今さら付き合うのもな〜”って言われた。
なんで？今までのこれは“予習”やったんか？？」

👩ナナ
「あるある。“なんでも言える仲”って言うてるやつ、
だいたい“本音だけ黙ってる”よな。」

👩ユカリ
「“関係に名前つけたら壊れそう”って、言い訳に使いすぎや〜。」

🧔‍♂️マスター（苦笑いしつつ）
「名前つけへん方が都合ええ、って関係…多いなぁ。
でもそれ、“関係性アプリ”やったら、ずっと“読み込み中”のままやで（笑）」

（マスターが出したのは、バジルとレモンのハイボール）

📝グラスにはこう刻まれていた：
「“好きかどうか”より、“他の人には渡したくない”が本音かも」

📻《ナレーション》
付き合ってないのに、
誕生日にちょっとドキドキしたり、
他の人と仲良くしてると嫉妬したり。

名前がついてないからこそ、
その気持ちに“ラベル”が貼れへん分、心に深く残る。

🧔‍♂️マスター（ぽつりと）
「“なんでも言える仲”って言いながら、
ほんまに言いたいことは、よう言えへんのが人間やで。……でもな。
ちょっとだけな……かわいかったわ、あの関係😂」

✒️《文学的にいえば…》

**“友達以上恋人未満”とは──
心の中にある、“未命名フォルダ”**みたいなもん。

うまく整理もできんし、開くとちょっと切ない。
でも、そのまま置いといてもええやん。
そこには確かに、大事な何かが詰まってる。

──知らんけど😌