自己紹介

PRODUCER STORY

「おもろいモノ、真剣に作ってます。」
— 柳 つとむ の軌跡

はじめまして!YANASTATIONの柳つとむです。

今でこそ、特許を取得した傘アクセサリー『WET BALL』を企画・販売したり、心斎橋で31年続くBARのマスターをしていますが、私の人生はまさに波乱万丈。不思議なご縁に導かれた、泥臭くも愛おしい物語です。

🎬 第1章:正真正銘の「アホボン」時代

若い頃の私は、いわゆる「お坊っちゃま(アホボン)」でした。高級車に乗り、夜な夜なディスコで遊び回り、「自分を喜ばせること」だけが人生の目的。親の財布をフル活用する、世間知らずの極みでした。

そんな私に訪れた運命の逆襲。それは突然の「実家の会社の倒産」でした。

贅沢な生活は一瞬で終了。気がつけば多重債務者となり、カードローン地獄の絶望の底へ。そんな私を救ってくれたのは、行政書士の友人でした。彼に支えられ任意整理を行い、私は人生で初めて「人の繋がりの温かさ、大切さ」を身に染みて知ったのです。この経験が、私の原点になりました。

🎬 第2章:熱意の直訴状と「猛獣使い」への転身

「もう一度、人生をやり直したい」
そう決意した私は、ある有名エンターテインメント会社の社長宛に、何ページにもわたる熱い長文の「拾ってください!」という手紙を送りつけました。

その熱意が届き、まさかのオファーをいただき大転身。最初の1年は、パチンコ店での住み込み修行でした。軍艦マーチの中で気合いの呼び込みをし、社長の運転手を務める過酷な日々。人間の欲望や本質をリアルに学んだ、濃密な「人生リセット施設」での時間でした。

その後、マスターズゴルフ倶楽部やネスタリゾート神戸の開発プロジェクトを経て、新設ディスコの支配人に大抜擢。現場にひしめき合う大阪の猛者や暴れん坊たちと、なぜかすぐに意気投合して束ね上げたことから、私はいつしか「猛獣使い」と呼ばれるようになりました。

🎬 第3章:ファッションショーから、BAR PRIMOへ

夜の世界で培った「人と空間を束ねる術」は、さらなるご縁を呼び込みます。ファッションショーのプロデューサーと出会い、『東京ランウェイ』や『神戸コレクション』といった大規模なイベントの舞台裏に関わる機会に恵まれました。大規模なエンタメの裏側で、「人と人をつなぐ面白さ」にのめり込んでいったのです。

さらに、アメリカ村を作った伝説の女性との出会いを経て、芦屋の迎賓館をBARに改装したり、様々な空間プロデュースを手がけた延長線上に誕生したのが、大阪・心斎橋の「BAR PRIMO」です。

「その時の出逢いが その人の人生を 根底から変えることがある」
(相田みつを)

🎬 第4章:そして、WET BALLの誕生

家庭でも職場でもない、心地よい第3の居場所(サードプレイス)として、BAR PRIMOは気づけば31年続く老舗となりました。カウンター越しに夜な夜な面白い人とモノを繋げ、新しい企画を企む毎日。

そんなある日、インバウンドで来られた外国人のお客様との雑談から、日本の「コンビニのビニール傘文化」の便利さと、同時にそれが使い捨てにされている現状に気づかされました。

「この便利なビニール傘を、使い捨てではなく、もっと愛着を持って長く使ってもらえる方法はないか?」

そうして生まれたのが、傘アクセサリー『WET BALL』です。ネイルを楽しむように、自分らしさを表現できる真っ白なキャンバス。私はこの小さなボールに、出会いと笑い、そして雨の日を少し楽しくする魔法を詰め込みました。