
🌙🍸二面展開型バープリモ劇場
《第三夜》テーマは──
『誰にも言えない恋』
秘密の恋は、時間がたってもふとよみがえる。
記憶の奥に、静かに、でもしぶとく息づいてる。
──なかったことには、できないから。
☯️🔹スピリチュアル編
『誰にも言えなかった恋は、心の押し花。』
(土曜深夜。バーカウンターには雨の音と氷の音だけ)
○マスター(グラスを拭きながら)
「秘密の恋ってな、押し花みたいなもんや。」
●ユカリ(首をかしげる)
「押し花…?」
○マスター
「そのままじゃ咲かへん。
けど、ちゃんと色も形も残ってる。
“咲き続けること”やない、“残しときたかった気持ち”があったんやろな。」
●ナナ(しみじみと)
「なるほどなぁ…。
“もう終わったはず”やのに、夢に出てくる理由がわかった気がする。」
○マスター(グラスをそっと置きながら)
「その恋の花びら、今も心のページに挟まってるんやろ。
他人には見えんけど、自分にはちゃんとある──
そんな恋も、ええやないか。」
(マスターが出したのは──
ほうじ茶とカカオのホットカクテル)
📝グラスに刻まれていた言葉:
「心に咲かずとも、残る恋がある。」
📻《ナレーション》
言えなかった恋は、未完成じゃない。
“ちゃんと想った”という、ひとつのかたち。
もう戻らん。けど忘れられない。
だからこそ、愛おしい。
○マスター(ふっと笑って)
「その想い、恥じることあらへんで。
……知らんけどな。」
🎭🔸コミカル編
『それ、墓場まで持っていく系やけど、話してまうやつ!』
(土曜深夜。明太ポテサラでテンション上がる3人)
●ユカリ(34歳・“黒歴史は笑って成仏派”)
「私な、昔こっそり“既婚の営業マン”とランチばっかしててん。
社内じゃ“オムライス不倫”って呼ばれてた(笑)」
●ナナ(36歳・恋の爆弾魔)
「私は親友の元カレに告白されたの、内緒で2週間悩んだ結果…
“断っただけ”で絶交されたんよ。…なんでやねん😂」
○マスター(苦笑いしながら)
「そら言われへん恋やな。
言うたら関係壊れるってわかってるやつ、だいたい始まる前に修羅場確定やで。」
(そこへ、空気読まずにカズオ登場)
●カズオ(45歳・“恋の機密漏洩”常習犯)
「俺なんか、同じマンションの管理人さんといい感じやってんけどな──
“ゴミ出しルール”のことで揉めて破局したわ。」
●ナナ
「なにそれ、ロマンスが“分別ゴミ”で終了?😂」
○マスター(吹き出しながら)
「恋って、バレたとたんバラエティやなぁ。」
(マスターが出したのは──
ブラックペッパーとラムのスパイスカクテル)
📝グラスの一言:
「誰にも言えん恋ほど、あとで笑い話にしやすい。」
📻《ナレーション》
あの頃は真剣。今は爆笑。
“秘密の恋”って、なぜか後から一番ネタになる。
でもな──
笑えるってことは、その恋をもう“乗り越えた”ってことやねん。
○マスター(肩をすくめて)
「秘密の恋もな、笑い飛ばせたら無敵やで。知らんけど😂」
✒️文学的にいえば…
“誰にも言えない恋”は、
他人に見せるためやなく、自分の中で熟成される感情。
報われなかったとしても、
“誰かを本気で好きだった”という事実が、
今のあなたを支えてるのかもしれません。
💬あとがき
あの恋、誰にも言えなかったけど──
心の棚の、いちばん奥でちゃんと眠ってる。
バープリモ劇場では、
そんな“こっそり大事にしてる想い”にも、
小さくてあったかいライトを当てていけたらと思います。
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