📖『幸せは、探すもんちゃう。気づくもんや。』

📖 『幸せは、探すもんちゃう。気づくもんや。』


🍸 BAR PRIMO 夜話

──笑って沁みる、深夜0時の哲学。


📢 ナレーション

心斎橋の片隅にある、小さなバー「BAR PRIMO」。
深夜0時の灯りがともると、
カウンターの隅にはいつもの神さま──バッカスが腰をかけている。

ワインをぶちまけ、ぶどうを転がしながら豪快に笑う神さま。
その口から出る“人生の珍理論”は、
バカみたいやけど……なぜか、心があったかくなる。

今夜のテーマは──「幸せ」
あれが欲しい、これが足りない、と追いかけてるうちは見つからん。
でも、マスターいわく、

「幸せは“気づいた瞬間”にだけ、顔を出す生き物や。」


🎧 BGM

氷の「カラン…」音。
サックスが優しく鳴る。
どこか懐かしいメロディが、
“今ここ”の静けさをやさしく包んでいる夜。


🎭 会話劇

🍒 ユリ(29歳・会社員)〈スマホを見ながらため息〉
「マスター、なんか毎日おんなじで…。
“幸せってどこにあるんやろ”って思うんです。
SNS見ても、みんな楽しそうで、
私だけ“更新止まってる”感じで。」


🍸 マスター(ゆっくりうなずいて)
「SNSは“幸せの展示会”やからな。
でも、展示会で“実物”は売ってへん。
ホンマの幸せは、“生活の隙間”に転がっとるんや。」


🍷 バッカス(ワインをあおって登場)
「アホやなぁ!幸せは“落とし物”やで!」


🍒 ユリ(ぽかん)
「……落とし物?」


🍸 マスター(苦笑して)
「出たで、神さまの珍理論コーナー😅」


🍷 バッカス(ドヤ顔で)
「そうや!みんな“遠く”探しに行くけどな、
ほんまは“ポケットの中”に入っとるんや!
ただ、レシートと一緒に丸めて忘れとるだけや!」


🍒 ユリ(吹き出して)
「ポケットの中の幸せ(笑)。
でも…そうかも。
最近、朝のコーヒーが美味しかっただけで、
ちょっと嬉しかったんです。」


🍸 マスター(にっこり)
「それや。それが“気づく幸せ”や。
大きい幸せは追いかけるもんやない。
小さい幸せに気づいた人だけが、
“大きい幸せの通訳”になれるんやで。」


🍷 バッカス(ワインを掲げて)
「せや!“気づく力”は、“幸せのWi-Fi”や!
探すより先に、電波拾うことが大事なんや!
──知らんけどな😁」


🍒 ユリ(静かに笑って)
「……探してる間は、オフラインだったのかも。
今日から“幸せの電波”拾ってみます。」


🍸 マスター(グラスを磨きながら)
「ええやん。
“ありがとう”って思えた瞬間、
もう繋がっとるで。」


🫧 エピローグ

バッカスが「ワシのWi-Fi、パスワード忘れた!」と叫ぶ。
マスターが「お前のは“飲み放題専用回線”や」とツッコむ。
ユリは笑いながら、
「幸せって、意外と電波強いですね」と言い残して店を出た。

夜の風が、まるで“見えない幸せの信号”みたいにやさしく吹いていた。


🥃 グラスの底のひとこと

「幸せは、探すより“拾う”ほうが見つかりやすい。」


🌙 追伸

奇妙な神さまバッカスが座るバー「BAR PRIMO」。
実は心斎橋の片隅に、ほんまにあるんです。

深夜0時の灯りを探しに、
ちょっと覗いてみませんか?
──検索は「バープリモ」で。


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