
📖『失恋した夜に“赤い車”を探す話。──見え方が変われば、世界も変わる。』
🍸 BAR PRIMO 夜話
──笑って沁みる、深夜0時の哲学。
📢 ナレーション
心斎橋の片隅にある、小さなバー「BAR PRIMO」。
深夜0時の灯りがともると、カウンターの隅に“酔っぱらい神さま”バッカスが腰をかけている。
ワインを浴び、ぶどうをかじりながら、人生をぶった斬る神さま。
下品で豪快、でも気づけば「なるほどやん」と笑いながら心が軽くなる。
ここは、バカバカしいのに沁みる──そんな不思議な夜話が生まれる場所。
今夜のテーマは**“失恋”**。
暗闇みたいな夜ほど、新しい光が見えるもんらしい。
今夜も3分だけ、ゆるりとお付き合いください。
🎧 BGM
氷の「カラン…」音。
奥で切ないボサノバが流れる。
まるで“心のブレーキランプ”が点きっぱなしの夜。
🎭 会話劇
🍒 アヤ(29歳・会社員)〈グラスを見つめながら〉
「マスター…失恋しちゃったんです。なんかもう世界が真っ暗で。前が見えない。」
🍸 マスター(やさしくうなずきながら)
「恋の終わりは夜道みたいなもんやな。そら真っ暗に見えるわな。」
🍷 バッカス(ワインを頭から浴びて爆笑)
「アホやなぁ!失恋は“暗闇”やのうて、“眼鏡を拾った”んやで!」
🍒 アヤ(ぽかん)
「……え?眼鏡?」
🍸 マスター(苦笑して)
「出たで…神さまの珍説法😅」
🍷 バッカス(ぶどうをかじりながら)
「考えてみぃ。眼鏡かけたら、今までボヤけてたもんがハッキリ見えるやろ?
“あいつ優しい思てたけど、財布は全然優しくなかったな”とか。
失ったんやない、“見る力”をもらったんや!」
🍒 アヤ(吹き出して)
「たしかに!思い出したらデート全部割り勘やった(笑)」
🍷 バッカス(グラスを振り回しながら)
「せや!“赤い車の法則”知っとるか?」
🍒 アヤ(首をかしげて)
「……え?なんですかそれ?」
🍸 マスター(ため息まじりに)
「また始まったで…神さまの珍理論コーナー😅」
🍷 バッカス(テーブルに身を乗り出して)
「今日、赤い車を何台見た?」
🍒 アヤ(考えながら)
「えーと…ゼロかも。」
🍷 バッカス(ドヤ顔でぶどうをかじる)
「やろ?けどな、“赤い車見つけたら千円やる”言われたら、
明日から赤い車しか見えへんねん!
人生も一緒や。“何を見るか”を決めた瞬間に、景色が変わるんや!」
🍒 アヤ(目を丸くして)
「……そんな単純に?」
🍸 マスター(うなずきながら)
「単純でええんや。意識した瞬間に、世界はこっちを向く。」
🍷 バッカス(急に指をさして)
「ほら!今そこ、赤い車通ったで!」
🍒 アヤ(振り返って)
「え?バーの中で?(笑)」
🍸 マスター(即ツッコミ)
「それワインの幻覚や🤣」
🍒 アヤ(笑いながら)
「でも…わかる気がします!意識すれば“赤”って、いっぱいありそう。」
🍷 バッカス(さらに豪快に)
「せやろ?軽トラもあればフェラーリもある。“赤”の種類は無限大や!
恋も同じやで!」
🍒 アヤ(涙目で笑いながら)
「そう考えると、ちょっとワクワクしてきました。」
🍸 マスター(にやり)
「ほなアヤちゃん、次は“赤いスポーツカー”狙いでいこか。」
🍷 バッカス(豪快に乾杯)
「失恋は信号ちゃう!“赤”が見えたら止まるんやなくて、
次の景色へ走り出す合図や!──知らんけどな😁」
🫧 エピローグ
バッカスがテーブルにワインをぶちまけて、
「赤信号も青に変えたったわ!」と豪快に叫ぶ。
マスターはタオルで拭きながら、「またクリーニング代やな」とため息。
アヤは笑って、「次の赤、探してみます」と軽い足取りで夜の街へ。
ネオンの灯りが、まるで“次の赤い車”のテールランプみたいに、静かにゆらめいていた。
🥃 グラスの底のひとこと
「失恋は、視界が広がるメンテナンス。」
🌙 追伸
奇妙な神さまバッカスが座るバー「BAR PRIMO」。
実は心斎橋の片隅に、ほんまにあるんです。
深夜0時の小さな灯りを探しに、ちょっと覗いてみませんか?
──検索は「バープリモ」で。
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