📖『運が悪い日は、“ツキを溜めてる日”。』

📖 『運が悪い日は、“ツキを溜めてる日”。』


🍸 BAR PRIMO 夜話

──笑って沁みる、深夜0時の哲学。


📢 ナレーション

心斎橋の片隅にある、小さなバー「BAR PRIMO」。
深夜0時の灯りがともると、
カウンターの隅にはいつもの神さま──バッカスが腰をかけている。

ワインをあおりながら、酔った勢いで放つその言葉は、
一見バカバカしいのに、なぜか人生の奥に刺さる。

今夜のテーマは──ツイてない日”。
電車は遅れる、上司には怒られる、傘は盗まれる。
まるで“アンラッキー詰め合わせセット”。

でも、神さまいわく。

「ツキが悪い日は、“運を貯金してる日”や。」

今夜も3分だけ、ゆるりとお付き合いください。


🎧 BGM

氷の「カラン…」音。
奥でブルースのサックスがしぶく鳴る。
ため息とリズムが、どこか同じテンポで流れる夜。


🎭 会話劇

🍋 ミホ(31歳・OL)〈肩を落としながら〉
「マスター、今日ほんま最悪やったんです。
 電車は遅れるし、上司に怒られるし、
 おまけに自販機で買ったコーヒーが全部こぼれて…。」


🍸 マスター(苦笑しながら)
「おお、それは見事な“三冠達成”やな。」


🍷 バッカス(豪快に笑いながら登場)
「アホやなぁ! それ、“運のドラム缶貯金”やで!」


🍋 ミホ(キョトン)
「……ドラム缶貯金?」


🍸 マスター(苦笑して)
「出たで、神さまの珍理論コーナー😅」


🍷 バッカス(ぶどうを掲げながら)
「ツキってな、“使う日”と“貯める日”があるんや!
 今日は“ツキ貯金の日”や!
 ツイてないことが連続する時ほど、
 神さまは“運を貯蔵タンクに注いでる最中”や!」


🍋 ミホ(少し笑って)
「じゃあ、私…今日、貯金いっぱいしたってことですか?」


🍷 バッカス(ニヤリと笑って)
「せや! 運が悪い日ほど、金利が高い!
 だから“全部悪い日”は、“ボーナスステージ”や!」


🍸 マスター(うなずいて)
「せやな。ツキって“反動型”や。
 悪いことが続いた分だけ、反対側で何か整ってる。
 人生のバランスって、けっこう律儀やからな。」


🍷 バッカス(ワインを掲げながら)
「せや! 運が悪い日は“充電中のバッテリー”や!
 焦って動いたら電圧落ちる!
 寝て食って笑っとけ!──知らんけどな😁」


🫧 エピローグ

バッカスが「ワシのツキ貯金、満期きたで〜!」と叫び、
財布をひっくり返して小銭をばらまく。

マスターはため息をつきながら、
「ツキも金も、どっちも貯まらんな…」とぼやく。

ミホは吹き出して笑いながら、
「今日、帰り道でコンビニのプリン買います。
 それが“配当金”ってことにします(笑)」とつぶやき、
軽やかに夜の街へ消えていった。

外のネオンが、まるで“ツキ貯金の残高通知”みたいに、
ちらちらと優しく瞬いていた。


🥃 グラスの底のひとこと

「“ツイてない日”は、神さまが運を仕込み中。」


🌙 追伸

奇妙な神さまバッカスが座るバー「BAR PRIMO」。
実は心斎橋の片隅に、ほんまにあるんです。

深夜0時の灯りを探しに、
ちょっと覗いてみませんか?
──検索は「バープリモ」で。


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