
🌙🍸二面展開型バープリモ劇場《第六夜》
📝まずは、ちょっとご挨拶を──
こんばんは。
バープリモ劇場、ここまで5夜まで来ましたが…なんか書いていると…不思議?優等生になるのです😅
結論。面白くない!ボクらしくない!
そこで、全話、ぜんぶ最初から書き直しました。
表現をそぎ落とし、膨らませ、削り、笑って、悩んで、また戻る。
そんな“見えへん編集会議”を、深夜にひとりで何度もやってました。
よかったら、今夜もちょっとだけ、のぞいていってください。
🥂《第六夜》テーマは──
『人生の分岐点』
選ばんかったほうの道が、
たまに夢に出てくる夜がある。
“もしあのとき、あっちやったら…”
そんな“たられば”の世界が、
静かにグラスの底で揺れてる──。
☯️🔹スピリチュアル編
『分かれ道は、実は“戻れない時間”の標識やった。』
(土曜深夜、音楽も止まった静かなバー)
○マスター(指先で氷を転がしながら)
「“人生の分岐点”ってな、
振り返ったときにしか気づかんもんやねんな〜知らんけど(笑)。」
●ユカリ(34歳・転職3回目)
「うちは、“あの会社に残ってたらどうなってたんやろ”って、
たまに考える。今さらやけど…」
●ナナ(36歳・結婚するはずやった人、いた)
「私も。“あの人と結婚してたら”って、
帰り道で子ども連れの家族見るたびに思う夜、あるよ。」
○マスター(そっと微笑んで)
「でもな、選ばんかった道のことって、
たいてい“美化”されるやで。
現実やったらたぶん、“今と同じくらいしんどかった”はずや。」
(静かにマスターが出したのは──
白味噌と焼きバナナのホットラムカクテル)
📝グラスに刻まれていた言葉:
「選ばなかった道も、ちゃんと“あなた”を作ってる」
📻《ナレーション》
分岐点って、
「どっちが正解やったか」やなくて、
「どっちを“信じたか”」なんやろな。
もし“あっち”を選んでたとしても、
また別の角で迷ってたかもしれん。
だから今日も、今のこの道で、
しょーもないことで笑えてるなら、
もうそれでええんちゃうか。
○マスター(グラスを持ち上げて)
「人生の“たられば”って、
“今がそこそこ幸せ”やからこそ出てくるもんやねん。……知らんけどな😌」
🎭🔸コミカル編
『あのとき、Uターン禁止のとこで、人生ごと曲がってもうた説』
(土曜深夜、出汁巻きとたこわさで乾杯)
●ユカリ(34歳・方向音痴の人生)
「うち、前の彼氏と別れた夜な、酔っ払って“あの角、右やったんちゃうか”って言って、
ほんまにそのまま曲がって、バーで今の彼に出会った(笑)」
●ナナ(36歳・転職13連敗からの逆転人生)
「私は“とりあえず逃げよう”で仕事やめて、
職業訓練で隣に座ってたおじさんと起業したで(笑)」
○マスター(苦笑しながら)
「すごいな、分岐点に“標識”も“地図”もないのに、
ようそんな人生ゴールテープみたいに切ったな。」
(そこへ、何かを背負ってカズオ登場)
●カズオ(45歳・選んだのは“カプセルトイ会社の社長”)
「俺、大学やめて海外放浪したあと、
帰ってきてガチャガチャの部品屋はじめたんやけど、
人生ってガチャやと思ってんねん。」
●ナナ
「え、うまいこと言ったと思ってる顔してる(笑)」
○マスター(呆れながら笑って)
「まあええやん、
選んだ先に“ネタ”ができたら、それで人生正解や。」
(マスターが出したのは──
カレー風味の梅酒ホットソーダ)
📝グラスの言葉:
「迷った方向が、実は最短ルートやったりする」
📻《ナレーション》
人生、わりと勢いで曲がってる。
理屈より、酒とノリとちょっとのご縁。
でもな、遠回りに見えても、
ちゃんと“いまここ”に立ってる。
○マスター(ぽそっと)
「分岐点で迷った話は、あとで酒の肴になるからな。
……結果オーライってことでええんちゃう?知らんけど😂」
✒️《文学的にいえば…》
分岐点とは、人生の“伏線回収ポイント”。
あのとき泣いたことも、逃げたことも、
ぜんぶあとになって意味を持つ。
誰も読まん小説でもええ。
ちゃんと、自分だけはその一行を覚えてる。
──今この一杯が、
その一行の“続き”かもしれん。
……知らんけどな😌
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