誰かと笑いながら飲む一杯 | BAR PRIMO（バープリモ）

昨夜のバープリモ。酸素ボンベを外して、なんとか迎えた4日目。😚

「酸素タイム〜」ってお客さまにカウンターに入ってもらって、そのすきにボクは椅子に座って休憩…

そんな日々が、しばらく続いてました。

で、ようやくボンベを外せたんですが、動きは相変わらずヨレヨレのまま（笑）

そんなこんなで、代打バーテンダーはお客さま。

カウンターに入って、ボクの代わりにお酒を作ってくれるという、ちょっと不思議な夜が続く…。

昨夜も、二人のお客さまがハイボールを作ってくれました。

一人目は、「どこで飲んでも一緒やろ？ウィスキー入れて、氷入れて、ソーダ足すだけやん」って言いながら、ササッと一杯。

雑っちゃ雑。でもね、そのスピード感がなんかカッコいいんよなぁ。

雑でも、不味くても、オトコマエが作れば女の子は喜ぶ…そんな現実（笑）

二人目は、もう真逆。
氷を選ぶ目が真剣すぎて、まるで品評会。

グラスの角度まで気をつかって、炭酸を注ぐときの音も静か。

丁寧すぎて、飲めるまでが長い…。でも、それがまた美しい。

そして三人目は──ボク😁

一応、丁寧には作るんですけど、ず〜っと喋ってるもんだから、めちゃくちゃ時間かかるんですわ。

でもね、氷の音、泡の立ち方、グラスを持つ手の温度──

そんな細かい“時間”を一緒に楽しみたいのが、ボク流なんです。

ハイボールって、たしかにどこで飲んでも同じかもしれない。

でも、「誰が、どうやって、誰と飲むか」で、ぜんぜん違うもんやなって思うんです。

バープリモは、華やかでもなければ洒落てもないけど、それでも、誰かと笑いながら飲む一杯が、たまに沁みる場所です。

──今夜も、地味〜に泡立つハイボールをご用意してます。