
🍸 酔っぱらいの神さまがいる店。
──BAR PRIMO 夜話 2
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🪞 導入文
あんなにしんどかったのに、
あんなに泣いたのに、
気づいたら、
笑って話してる。
「あの人ほんまヤバかったな」って、
グラス片手にネタにしてる。
ちょっと前の自分からしたら、
信じられへん変化。
これって、
強くなったんやろか。
そんな夜、ありますよね。
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📢 ナレーション
大阪ミナミ、深夜0時。
雑居ビルの最上階。
氷がカランと鳴るたび、
今日も誰かの“痛かった過去”が
ええ感じの笑い話に変わっていく。
BAR PRIMOのカウンターで、
神さまがニヤッと笑った。
「それな」
「卒業や。」
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🎭 深夜0時酔っぱらいトーク
👤 ゲスト
「…最近、元カレの話、笑ってできるんです」
🍷 バッカス
「ええやん」
👤 ゲスト
「前は名前聞くだけで無理やったのに」
🍸 マスター
「だいぶ進んだな」
👤 ゲスト
「なんか、自分でもびっくりしてて」
🍷 バッカス
「ほな先に言うで」
👤 ゲスト
「……?」
🍷 バッカス
「それな」
「もう終わってる証拠や」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「泣いてるうちはな」
「現役や」
👤 ゲスト
「……」
🍸 マスター
「試合中やな」
🍷 バッカス
「せや」
「感情も、未練も、全部動いてる」
👤 ゲスト
「……はい」
🍷 バッカス
「でもな」
👤 ゲスト
「……?」
🍷 バッカス
「笑えてる時点で」
「ベンチ外や」
👤 ゲスト
「……ふふっ」
🍸 マスター
「ユニフォーム脱いでるな」
🍷 バッカス
「せや」
「試合終わって、観客席から見てる状態や」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「せやからな」
「“あの時の自分、なんやったんやろ”ってなる」
👤 ゲスト
「……めっちゃなります」
🍷 バッカス
「それ正常や」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「人間な」
「渦中におる時は、分からん」
「抜けて初めて分かる」
👤 ゲスト
「……」
🍸 マスター
「台風の中おる時は、風の強さ分からんしな」
🍷 バッカス
「それや」
👤 ゲスト
「じゃあ、この感じって…」
🍷 バッカス
「卒業や」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「ちゃんと泣いて」
「ちゃんとしんどなって」
「ちゃんと抜けた」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「せやから今」
「笑える」
👤 ゲスト
「……はい」
🍸 マスター
「泣いた量が、そのままネタの質やな」
🍷 バッカス
「それな」
👤 ゲスト
「……でもちょっと寂しさもあります」
🍷 バッカス
「そらある」
「現役引退したら、ちょっと寂しいやろ」
👤 ゲスト
「……」
🍷 バッカス
「でもな」
👤 ゲスト
「……?」
🍷 バッカス
「それは未練ちゃう」
「余韻や」
👤 ゲスト
「……あぁ」
🍸 マスター
「いい試合やった証拠やな」
🍷 バッカス
「せや」
「せやからな」
👤 ゲスト
「……?」
🍷 バッカス
「無理に消すな」
「ちゃんと味わえ」
👤 ゲスト
「……はい」
🍸 マスター
「ワシも昔な」
「泣きまくった恋、今では鉄板ネタや」
🍷 バッカス
「それ強すぎるやろ」
👤 ゲスト
「……ふふっ」
🍷 バッカス
「せやろ」
「それでええねん」
👤 ゲスト
「……」
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🫧 エピローグ
泣いてた恋は、
いつか、
笑えるようになる。
それは、
終わった証拠や。
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🥃 マスターのひとことメモ
失恋はな、
ネタになるまでがセットや。
笑えたら、
もう勝ちや。
…ええこと言うたな、今の。😁
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🏷️ ハッシュタグ
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