おはようございます☀️
世の中には、生まれたときから
才能ある人、いますよね。
こっちは歯ぁ食いしばってるのに、
あっちは笑顔で結果出す。
…いやもう、勝てる気せんて。
でも──
やめずに、なんとなくでも
戻ってくるやつ、
実は強いんちゃう?
今日は、
「才能ってなに?」
を深夜テンションで
ゆるっとえぐるお話です。
🎬『BAR PRIMO 深夜0時の1分トーク』
🕯️ 夜、ほどける言葉たち。
📖 『才能あるヤツにはかなわん、と思った夜に』
🎧BGM:ため息まじりのピアノと、氷の音が静かに混じるジャズバラード
(たまに猫があくびした音入り)
深夜0時。BAR PRIMOのカウンター。
グラスを片手に、ユウジがぽつりとつぶやく。
🥃ユウジ(小さく)
「才能あるヤツには勝てんわ…
オレ、ただ“努力してるフリ”してただけかもって、今日気づいた。」
🍸マスター(グラスを磨きながら)
「ほう。誰かに怒鳴られたか、
転職サイトでメンタルえぐられたか?」
🥃ユウジ
「ちゃうちゃう、自分で気づいた。
あいつは“好きやからやってる”のに、
オレは“頑張ってる風”に見せたかっただけやって。」
🍸マスター(少し間を置いて)
「……気づいた時点で、お前わりとスゴいで。
普通は“なんかムカつく”で終わるのに。」
🥃ユウジ
「いやいや。こっちは毎日、歯ぁ食いしばってんのに、
あっちは笑いながら結果出してくるんやで?
なんかこう、才能って“裏口入学”みたいでズルない?」
🍸マスター
「それ、向こうが笑顔やからそう見えるだけや。
裏で“筋肉痛で笑顔引きつってる”可能性もある。」
「それにな、“早く結果出すヤツ”が才能あるとは限らん。
早く咲いた桜は、見つかるのも早いけど、
プレッシャーで枯れるのも早い。」
🥃ユウジ(小さく)
「…じゃあオレは?」
🍸マスター
「お前は“秋に咲くタンポポ”やな。
誰にも気づかれへんけど、ちゃっかり咲いてる。」
🥃ユウジ
「それ、もう“雑草”やん。」
🍸マスター(うなずきながら)
「そう。“雑草”って強いやろ?
コンクリ突き破って生えてくるねん。
あれ、“根っこ”がヤバいねん。
なにより誰にも褒められてへんのに勝手に咲いてる。
地味に感動やで。」
🥃ユウジ(少し笑って)
「…でも、苦しいのに続けるのって、正直しんどい。」
🍸マスター
「その“しんどいままやってる”ってのが才能や。
誰も見てへんとこで光ってるやつ。
“光ってへん”ように見えて、
実は“地中で豆電球ついてる”ぐらい頑張っとる。」
🥃ユウジ
「……でもなあ、やっぱ報われたい。」
🍸マスター(じっとユウジを見る)
「報われる保証はない。
けどな、“やめへんかった自分”には、
最後の最後にちょっと救われるで。」
🥃ユウジ(静かに)
「それ、もう今ちょっと救われてるかもしれん。」
🍸マスター(にやっと笑って)
「ほな今夜は“心の急速充電”ってことで、
氷ちょっと多めにしとくか。」
🍸マスターが出したのは──ぬるめのホットウイスキー
🫧グラスに刻まれた言葉:
「やめなかった日々が、いつか自分を助けてくれる。」
📖エピローグ:
閉店後。マスターは棚の奥から古い鏡を取り出す。
映ったのは、年季の入った顔と、すこし笑った目。
寝ぐせが爆発してても、なんか堂々としてる。
🍸マスター(ぽつり)
「才能なくても…この場所、よう続いたな。
ただ“やめんかった”だけなんやけどな。」
🪧貼り紙のひとこと:
「続いてるやつが、才能の証拠。」
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