
おはようございます☀️
1週間の自宅療養を経て、
本日いよいよ検査です。
結果次第では、
明日からBAR PRIMO再開できそうなので、
またご報告させていただきます!
療養中……
かつて自費出版して見事にスベった男が、
もう一度“物語”を書こうとしたものの……
これがまた、まったく筆が進まず💦
なので、ちょっと
方向転換してみることにしました😁
昭和オヤジ目線で描く、
大阪風のゆる〜い会話劇
【バープリモ劇場】。
よかったら、
ちょっと見守ってやってください🌱
—
🍸バープリモ劇場
『幸せは野菜室に…?』
テーマ:目の前にある幸せ🍀
🎷BGM:やや眠たげなジャズ。
深夜1時、BAR PRIMOの灯りは、
今夜もやさしくにじんでいる。
カウンターにリサの姿。
今日もどこか、考えごとを抱えてる顔や。
●リサ(ぼそっと)
「幸せって……
ほんま、どこにあるんやろなぁ。」
○マスター
(いつものようにグラスを磨きながら)
「そやな……“幸せ”って、
冷蔵庫の野菜室とかにあるんちゃうか?」
●リサ(顔をしかめて)
「……え?どういうこと?」
「急に冷蔵庫?え?幸せが?野菜室に?
なにそれ、新しいスピリチュアル?(笑)」
○マスター(ふっと笑って)
「ワシな、冷蔵庫の奥に
ピーマン1個だけ残ってたら、
ちょっと嬉しいねん。」
「“あ、まだおったわ〜”ってなる。」
●リサ(吹き出して)
「いや、ひっぱった割にピーマンかい!(笑)」
○マスター(真顔で)
「せやけど、そういう
“ちょっとだけうれしい”ことが、
じつは一番の幸せちゃうか?」
「大きな幸せ探して歩き回ってる間に、
野菜室のピーマン、腐ってまうで。」
●リサ(あきれ顔で笑いながら)
「ピーマンに説教されるとは
思わんかったわ(笑)」
○マスター(うなずいて)
「せやけどな、“ちっさい幸せ”って、
だいたい目の前に転がってるんよ。」
「“でっかい幸せ”ばっか探してたら、
足元のピーマン、
蹴ってまうかもしれへんで。」
●リサ(ふと、遠くを見る)
「たしかに……
朝のコーヒーがうまかったとか、
通勤中に信号全部青やったとか、
マフィンがうまいことふくらんだとか、
そんなんも“幸せ”かもなぁ。」
○マスター(うんうんとうなずきながら)
「そのとおりや。
“これがないと不幸や”って数えるより、
“これ、あってラッキーやん”
って数えたほうが、なんかええやろ?」
●リサ(少しトーンを落として)
「でもさ、SNSとか見てたら……
みんなキラキラしてる気がして、
比べてまうんよね。」
○マスター(グラスを置いて、
ゆっくり言う)
「リサちゃん。
キラキラってな、写真では伝わっても、
生活音までは聞こえへん。」
「炊飯器の“ピー”とか、
洗濯物の“ふわっ”とか、
そういう“音のある幸せ”は、
自分の部屋でしか鳴らへん。」
●リサ(目を細めて)
「……深いな、マスター。
今日はなんか、しみたわ。」
○マスター(にやり)
「しみる言葉には、水やらんでええ。
勝手に根っこ、生えるからな。」
(ふたり、声を立てて笑う)
—
🌱「幸せのピーマン理論」🌱
大きな幸せは、年に数回。
小さな幸せは、目の前にゴロゴロ。
気づく力こそ、幸せのアンテナ。
📻エピローグ:
閉店後、マスターが冷蔵庫を開ける。
「あっ、
ほんまにピーマン1個だけあったわ。」
その小さな緑を手に取って、
なんだかええ夜やったな、とつぶやく。
カウンターの奥、
リサが忘れていったマフィン。
「……ピーマン詰めて焼いてみたろか。」
——幸せって、案外そういうこと。
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