バープリモ劇場 1話『夢とサボテンとビールの泡』

バープリモ劇場、ゆるっと開幕。

第一話『夢とサボテンとビールの泡』

> テーマ:人生の「夢と種まきの法則」🌱

かつて、自費出版で思いきりズッコケた男がいた。
※そう、私です。

あれから幾星霜。
今、もう一度だけ夢を見ようとしております。

目指すは、“ちょっと笑えて、じんわり深い”物語。
舞台は、夜の小さなバー——PRIMO。
さて、ゆるやかに幕を上げましょう。

(BGM:ジャズが静かに流れるカウンター。夜更けのBAR PRIMO)

カウンター席にひとり、常連のリサが腰をおろす。
手の中のグラスをくるくると回しながら、ため息が、ひとつ。いや、三割増し。

●リサ(ため息+ちょっと気だるさ)
「ねぇマスター……
ここ数年、私の人生ってさ、
冷蔵庫の奥で忘れられたプリンみたいやねん。」

「夢は、あるんよ?
“米粉のお菓子教室の先生”になって、
アレルギーの子どもに、
『これ、ほんまに食べてええの!?』って驚かせたい。」

「けど現実は……
仕事終わって → ビール開けて → SNSだらだら → 気づいたら2時 → 寝落ち。
朝は寝坊ギリギリ → 駅までダッシュ → 週末は布団と合体。
……もう、何してんやろなぁ、私。」

○マスター(グラスを磨きながら、ふと)
「リサちゃん、サボテンって育てたことある?」

●リサ(顔をしかめて笑う)
「え、急に?サボテン?なんの話やねん(笑)」

○マスター(スルーしながら続ける)
「サボテンはな、ほっといても“そこそこ”育つ植物や。
でも、ド派手な花を咲かせたいなら、話は別やで。」

「水、光、たまの声かけ——
それから、応援ソングもあったらなお良し。(※気分)
咲くまでには、年単位や。」

「夢もそれと一緒や。
ビールの泡みたいに、勢いだけでは咲かん。」

●リサ(じわじわと笑いながら)
「そのたとえ、思ってたより回りくどいな(笑)」

○マスター(にやり)
「人生もたまには、カーブ曲がらな。直線だけじゃ、行きたい場所に届かへん。」

●リサ
「でもさ、“とにかく動け”って言われても、
どこに?どうやって?ってなるやん?」

○マスター(声を落として)
「ええこと教えたろか。
夢ってな、“言ってるだけ”やとホラや。
でも、“ちょっとでも動いた瞬間”から、“予定”になる。」

●リサ(ぽかん)
「予定……?」

○マスター
「『ハワイ行きたい』って言うてる間は夢やろ?
でも、航空券ポチったら、それはもう“予定”や。」

●リサ(目を開いて)
「うわ、それ……なんかわかる。」

○マスター
「リサちゃんも、“米粉教室への旅”のチケット、何かひとつでええ。
本を買うでも、インスタ開設でも、今ここで口に出すでもええ。
『いつか』を『今なにする?』に変えるんや。
それだけで、夢はぐっと近づく。」

●リサ(照れくさそうに笑いながら)
「……ほな、まず米粉、買うわ。」

○マスター(満面の笑み)
「それや!それが“夢のタネ”や。
明日から、水、ちゃんとやりや。」

「バーのカウンターから芽ぇ出た夢。
ちょっと、ロマンあるやろ?」

●リサ(うなずきながら)
「うん。『私の夢は、ここから始まった』って言えたら、めっちゃカッコええかも。」

○マスター(グラスを差し出す)
「ほんで、花咲いたらまた来てな。
サボテンが咲いたら……そらもう、乾杯や。」

●リサ(にっこり)
「そのときは、ビールじゃなくて、米粉マフィン持ってくるわ!」

○マスター(ドヤ顔で)
「ほんでワシは言うねん。
“泡立てるのは生地だけにしとき!”ってな〜🤣」

(カウンターに笑いが広がる。
グラスが軽やかに鳴り、夜が少しあたたかくなる)

🌱「夢と種まきの法則」まとめ🌱

夢を見るだけじゃ、花は咲かない。
タネをまき、水をやり、日なたに出して、雑草を抜いて。
気づけば——「あれ?これ…芽っぽい?」な日が来る。
そう信じて、今日も世話をするのだ。

🍰次回予告:

リサさん、ついに“米粉マフィン”作り始める!?
でも現実は甘くない!? ちょっと焦げる!?(笑)

💬あとがきのつぶやき💬

えらそうな口ぶり、すんません😂
実は
🌱「夢と種まきの法則」まとめ🌱

自分の夢に合ったタネ、
ちゃんとまいてる?
水あげて、光当てて、
たまに雑草抜いて、見守る。
地味で面倒なプロセスも、
ある日ふっと芽が出る。

「あれ?これ……芽っぽい?」
ってなる日が来る。信じて育ててこ。

次回予告🍰✨

リサさんの“米粉マフィンの夢”、
いよいよ始動…!?
でももちろん、
現実は甘くない!? ちょっと焦げる!?(笑)

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