『夢をかなえるゾウ2』 自称・笑いの神と貧乏の神が教える
「お金」と「幸せ」の関係
主人公は、売れないピン芸人です。
芸人への憧れを捨てきれず、サラリーマンを辞めました。
このまま毎朝同じ電車に揺られ、同じ作業を繰り返して一生を過ごしていくのだろうか。
(中略)
人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ。
会社を辞めた主人公は、努力します。
たくさんの人を笑わせたい。笑顔にしたい。
その気持ちは、誰にも負けない自信がある。
ですが、売れません。ウケません。
努力しても成果が出ないのは、かなり落ち込みます。
そんなとき、主人公の前に、ガネーシャというゾウの神様が現れ、言います。
「ワシとコンビ組まへん?」
ガネーシャだけが、主人公のネタに笑っていたのでした。
コンビを組んだ2人は、コントの頂点を目指します。
努力してるのに報われない…そんなボクにぴったりの内容でした😁💧
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≪ガネーシャの教え≫
・図書館に行く
→人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。
本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。
その「本」でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?
・人の意見を聞いて直す
→『自分には才能がない』って思うんやったらそれを一番の強みにせえ。
お客さんに意見聞いて、直して直して直しまくるんや。
・締切りをつくる
・つらい状況を笑い話にして人に話す
→失敗したことや、恥ずかしいこと、みじめな状況ちゅうのはできるだけ人に話して笑いにしてったらええねん。
そしたら人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるんや。
・優先順位の一位を決める
・やりたいことをやる
→自分の知らへん場所は、思いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。
つまり、そこは自分が一番成長出来る場所やねん。
≪貧乏神の教え≫
・楽しみをあとに取っておく訓練をする
・プレゼントをする
→プレゼントをして相手を喜ばせる経験をすれば『自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい』と感じられるようになる。
・他の人が気づいていない長所をホメる
→『言葉』というのは、人の一番最初の行動ですからね。
私たち貧乏神は人間を見る時、言葉に注目するのです。
・店員を喜ばせる
・自分が困っているときに、困っている人を助ける
→自分が困っているときに人を助けてあげられる人は、『困っている』という感情から抜け出すことが出来ます。
・欲しいものを口に出す
→自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかります。
そうやって欲求をぶつけながらでもお互いが喜べる道を見つけていくことが
成功の秘訣なのです。
・日常生活の中に楽しみを見つける
→お金で買える喜びは全て他人が作ったものです。
どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば人は自らの手で喜びを作り出すことが出来ます。
お金がなくても人は幸せになることができるんです。
≪釈迦の教え≫
・つらいとき、自分と同じ境遇にいる人を想像する
→なぜ職を失うことが苦しいのか。
それは『自分だけが苦しんでいる』と考えるからだ。
多くの人が職を失って悩んでいる。
今、職を持っている者たちも、
同じようにいつか収入を失うかもしれないと怯え苦しんでいるのだ。
苦しみを持たない人間はいない。そのことを決して忘れてはいけないよ。
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そんなメッセージが盛りだくさんの本です。こんな話はいらんかね🎶
このシリーズ…4まで続きます😁